- 御本尊 … 不動明王
- 御誓願 … 手・足
- 御真言 … なうまくさんまんだ ばさらだん せんだん
まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん - 御詠歌 … 大聖の 祈る力は げに岩屋
御詠歌 … 石の中にも 極楽とある
不動明王は、大日如来のお使いとして仏法の守護にあたる御方です。衆生を保護し悪魔を降伏させる役目に就いておられます。眼を怒らし、岩の上に力強く立たれ、右手には剣を左手には索を持ち、大火焔を背負っておられます。右の剣は怒りや愚痴を切り払い、左の索で迷いの心を縛り取ります。また背中の大火焔は一切の煩悩を焼きつくす大慈悲をあらわしています。当山の不動明王は御誓願に依り、特に大地を踏ん張るもの(足)、索を持つもの(手)に御加護を頂くと伝えられています。
当山は、古来より旧正月16日に、般若会修法を執り行い、御加護を祈願することを一大修法の日としています。
昭和59年には境内に子安地蔵も安置され、近郷近在は申すに及ばず、多くの人々の信仰を集めています。